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休業中の君たちへ。とっておきの一冊を探してみよう、子ども読書の日

4月23日は「子ども読書の日」です。スペイン・カタロニア地方には守護聖人サン・ジョルディを祭る日として、女性は男性に本を、男性は女性に紅いバラをプレゼントするという素敵な習わしがあります。この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされています。日本でも子どもたちに、読書の楽しみや喜びを知って欲しいと言う願いから、2001年この日を「子ども読書の日」と制定しました。(内谷中図書館通信2019年4月号より抜粋)


長い休業中の間、書店に本を探しに行ったり図書館に借りに行ったりはできませんが、インターネットなどで本探しをしてみるのもいいかもしれないですね。本には様々なジャンルや種類や装丁があり、『こんなジャンルの本があるんだ!』『この表紙の絵が好き!』ときっと様々な発見があるはずです。自分の興味をそそる本に出会えるまで本探しをするのも悪くないかも。

(特に2年生は「読書をして教養を深めよう」と課題に出ていますね!)

先生のオススメの一冊

図書委員会だより「本の世界」令和元年6月号より抜粋

  • 丹 校長先生 『博士の愛した数式』小川洋子 著/出てくる数学は中学生には難しいでしが、優しくて悲しくてあたたかい いい話です。
  • 八戸 教頭先生『三陸たびガイド』遠藤宏之 著/東日本大震災における復興支援の一つの方法として、三陸を旅することがあることを紹介している本です。
  • 吉添先生 『シャルロットの憂鬱』 近藤史恵 著/元警察犬のシャルロットを新しい家族に迎えた夫婦。身近で起きたちょっとした事件の謎解き物語です。シャルロットの様々な表情に癒されます。
  • 横山先生 『これからの「正義」の話をしよう』 マイケル・サンデル 著/とても難しい。理解できるのは3割ぐらい。
  • 関 先生 『凍りのくじら』辻村深月 著/人を関わることの難しさとあたたかさを学びました。この本を通して自分のまわりの人たちから与えてもらえている優しに改めて気づくことが出来ると思います。
  • 大石先生 『狐笛のかなた』 上橋菜穂子 著/狐と少女の少し切ない話。どんどん物語にひきこまれていき、じーんと心に響きます。
  • 親泊先生 『世界史をつくった最強の三00人』 小前亮 著/中学ではあまり学べない世界の歴史をインパクトある文でキャラクターみたいに学べる。日本人もいるぞ!
  • 武井先生 『ちいさなちいさな王様』 アクセル・ハッケ 著/人差し指サイズの小さな王様が家の片隅に住んでいる。想像するだけでわくわくするかわいい本です。
  • 須賀先生 『友だち幻想』 菅野仁 著/「人づきあい」に悩むあなたにおすすめです。友だち関係・人の繋がりのヒントが見つかりますよ。
  • 石田先生 『走れ!T校バスケット部』 松崎洋 著/カルピスのようにさわやかで、真夏の太陽のように熱い青春ドラマです。
  • 村上先生 『竜馬が行く』 司馬遼太郎 著/坂本竜馬の人生を通じて、激動の幕末を感じとれる本です。
  • 吉野先生 『ダ・ウィンチ・コード』 ダン・ブラウン 著/美術や歴史でも有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を巡って起きるミステリー。数学的にも面白い本です。
  • 高橋先生 『わけあって絶滅しました』 丸山貴史 著/時々切なくなる絶滅エピソードも出てきますが、基本とても面白いエピソードばかりです。生き物好きの方はぜひ!
  • 大津先生 『子どもはなせ勉強しなくちゃいけないの?』/一度はみんな疑問に思ったことがあるのではないですか?色んな人がなぜ勉強するのか答えている本です。自分にぴったりの答えが見つかるかも!?
  • 岡田先生 『天音。』 EXILE ATSUSHI 著/理由はなんでも良い!夢や目標、興味があるのなら行動してみよう!!

2020年 本屋大賞!

  • 大賞『流浪の月』 凪良ゆう 著
  • 2位『ライオンのおやつ』 小川糸 著
  • 3位『線は、僕を描く』 砥上裕將 著
  • 4位『ノースライト』 横山秀夫 著
  • 5位『熱源』 川越宗一 著
  • 6位『medium霊媒探偵城塚翡翠』 相沢沙呼 著
  • 7位『夏物語』 川上未映子 著
  • 8位『ムゲンのi』知念実希人 著
  • 9位『店長がバカすぎて』早見和真 著
  • 10位『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人 著

丹校長先生オススメの一冊

2020年 本屋大賞