今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら合唱祭は中止となってしまいました。しかし、生徒達の「合唱をしたい!」という熱意と、先生方のご尽力により、3年生のみではありますが、「卒業前に思い出となる機会を設定する」等を目的に、『合唱鑑賞会』が12月19日に開催されました。
これは、クラス毎の合唱を事前に撮影し、それを学年全体で鑑賞するというイベントです。もちろん、例年の合唱祭のように審査があり、それぞれの賞も決まります。
しかし、いつもと違うことも多々あったとのこと。
まずは、飛沫による感染のリスクを減らすため、マスクを着けての合唱。また、例年なら行っていた放課後や休憩時間の練習もできず、音楽の授業のみの練習だったそうです。それでももっとできることはないか・・・と給食時間などにCDをかけ、何度も聞いて音を取ったりしたそうです。
また、撮影も体育館で1クラスずつ。舞台の上では密なってしまうので舞台には上がれない、でもピアノは下ろすわけにもいかない、幅を取りながら段を作るにはどうしたらいいのだろう・・・等々、問題が山積みだったそうです。
(審査の先生方)
さて、鑑賞会は3年1組から順に行われました。どのクラスも、合唱が素晴らしかったことは言うまでもありませんが、仲間やクラスを大切にする想いが伝わってきて、感動しました。
結果は
最優秀賞 4組 「YELL」
優秀賞 8組 「言葉にすれば」
優良賞 2組 「ヒカリ」
優秀指揮者賞 2組 大隈 姫菜さん
5組 中村 直也さん
優秀伴奏者賞 3組 大嶋 咲希さん
4組 古川 倖大さん
受賞されたみなさん、おめでとうございます!
最後に、多くの困難にも前向きに立ち向かい乗り越え、素晴らしい合唱を披露してくれた3年生に、そして、このような機会を与えてくださった先生方におおきな拍手を送りたいと思います。