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校外指導委員会より(下校指導紹介)

昨年度に引き続き、今年度も下校指導を実施しています。10 月 、11 月の定期テスト前の部活動休止期間中などの全校生徒の下校が集中する日に、通学路の重点箇所に、先生と一緒に校外指導委員も立ち、子どもたちの安全を見守る活動です。ここでは、その時の様子を校外指導委員よりお伝えします。


下校時間になり、生徒達が続々と出てきました。みんな、私たちの姿をみて「さようなら~」と元気に挨拶してくれ、なかなか近くでみる機会がない中学生の下校の様子はとても新鮮です。

学校の周りは気をつけなけばならない箇所がたくさんあります。

まず、正門。多くの子どもたちが利用する正門前の道は車通りが多く、横断歩道には信号がないため、左右確認が欠かせません。前の子たちに続いて渡ろうとすると…、下校指導の先生に止められることも。それでも、たくさんのドライバーの方々に停まっていただき、地域の方々のご協力を感じました。いつもありがとうございます!

小学校と下校時間が重なると、歩道はさらに子どもたちで溢れかえり、すれ違うのも追い越すのもたいへん💦お友達を待つ生徒もいたりして大渋滞!それを避けようと、車道に出てしまう生徒の姿も…。正門前は特に混雑するため、立ち止まってお喋りしたりせず、すみやかに下校するようにしましょう。


東門から下校する生徒達もたくさんいます。こちらには横断歩道がありません。「車がきてないから渡っちゃおうかな…」ではなく、きちんと塀沿いの路側帯を歩いてから、信号のある横断歩道を渡るよう指導しています。


セイムスのある通りは、道いっぱいに広がって歩く姿がちらほら。お喋りに夢中で、後ろからくる車への注意が疎かになっています。この辺りは、車で、自転車で、歩きでと地域の方々が多く行き交っています。右側通行を心がけ、地域の一員として、交通マナーを守りましょう。


点滅信号の交差点での注意点は、斜め横断をしないこと。残念ながら、ここはスクランブル交差点ではないのです。「めんどくさ~い」「車来ないし~」の気持ちもわかりますが、きちんと横断歩道を使用し、2段階横断がルールなのです。

長々と書いてしまいましたが…。

事故に遭ってからでは遅いのです。事故に至らずとも、ヒヤッとした体験もあるでしょう?下校指導の先生や委員が立っているときだけ、立っている場所だけ気を付けるのではなくて、普段から交通ルールを守り、安全に気をつけて登下校しましょう。

先生方、いつも子どもたちの見守り、ありがとうございます。保護者のみなさんも、通学路の安全について、今一度お子さんと話をしてみてください。