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土チャレで得られるチカラ

●人数:約30名

月2回/年間18回程度開催(土曜午前中)

●教育アドバイザーの方々の指導による、主に数学・英語の個人学習

 



「土曜チャレンジ。月に1、2回の勉強でどれだけ学力があがるのかしら?」と思われている保護者の方もいるのではないでしょうか?

 

今の子供たちは、小さいころからテストの点数や通知表の数字に追われ「勉強をしなくちゃいけない」環境で育ってきました。でも、この先、学力が同レベルの子が集まる高校や、自分の意思で進んでいかなければならない将来に、本当に重要なのは「学ぶことは面白い」と思う探求心、「やり遂げる!」という強い意思なのかもしれません。9月の学校だより「白いノート」にもあった「非認知能力」はこれから子供たちに必要になってくるチカラではないでしょうか?

 


土チャレで得られる学力 ー学習習慣、基礎学力向上ー

月2回、2時間の学習では、目に見える急激な(数字数値で判断できるような)効果は現れないかもしれません。しかし、もっと根底にある、探求心や積極性、やり遂げるチカラを養うことができるのがこの土チャレです。

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子供たちの振返りから(抜粋)

・間違いに自分で気づけてよかった。もっと自分で間違いに気づけるようになりたい。

・自分の弱点を知ることができた

・テスト前後で積極的に質問ができた

・ひとつ分かるとどんどん分かる気がしてすごく気持ち良かった

・考えをまず書いてみようと思った

・友達に説明することで自分も理解が深められた

・分からないところを声に出して聞いてみることで整理ができた

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自分なりの勉強方法を見つけたり、やり遂げた喜びを実感しその先に進みたくなる。勉強をきっかけに積極性や根気が培われているようです。


ここでなら自分らしく学べる ー居場所作りー

土曜チャレンジの目的に「居場所作り」という文言はありません。でも永年、土チャレに携わってきた高野先生はここが一番子供たちにとって大切な部分だとおっしゃいます。

 

普段の授業では苦手意識から固くなってしまう子もリラックスして先生とざっくばらんに話ができる。自分が出せる。自分の意思を人に伝えることができる。

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内谷中の場合

・テストの前後でも参加人数が変わらない。

・受験が終わった3年生も参加してくれる。

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験が終わった後でもこうして子供たちがやって来る土チャレ。子供たちは学習よりも人との心の通ったふれあいを求めているのではないでしょうか。自分の居場所があることで子供たちは安心して成長していくことができるのです。

 

学年を超え同じ場所で学び、親や学校の先生以外の大人(講師の方)とふれあうことは多感な年頃の子供にとって人間力を培う良い機会になることでしょう。

 

人とのふれあいの場(高野先生)

土チャレは「居場所」としての役割も兼ねている。授業やクラスでは緊張してしまう子も、土チャレの時はリラックスできており、アドバイザーさんに積極的に質問したり楽しそうに雑談したりと本来の子どもたちの姿が見受けられます。居場所を求めて土チャレに参加している子供たちも少なくないのかもしれません。学校に居場所があるという自信と土チャレで人とのふれあいを実感したことは、今後の人生に役立っていくことでしょう。

 

人間力を培う土チャレ(村田PTA会長)

勉強を補うだけの土曜チャレンジスクールだと思っていましたが、実際の様子を見ていると、そこでは勉強以外にも、アドバイザーさんとのふれあいから学ぶことも多く、その学びが将来地域の方々とのふれあいに生かせるような、豊かな人間性につながると実感しています。