はじめての受験ナビ

高校受験は、子どもが自らの進路を自分で決め、自ら乗り切る人生最初の大きなハードルです!
埼玉は独自のシステムがあるので戸惑うことや迷うことも多いですね。そこで受験に関する用語や受験までの流れをまとめてみました。入試の詳細も解説し、先輩ママのアドバイスも掲載!


北辰テストって?内申点って? 受験関連の用語をまとめて解説! まずは用語集を見てみよう

受験用語集


どんな高校があるの?

情報を集めよう!

内谷中の高校見学会(6月ごろ)<保護者のみ参加>
毎年6月ごろにPTA成人教育委員会主催の高校見学会が開催されます。近隣の高校(公立、私立)を3校ほど貸切バスで回り、学校説明を受けます。参加希望者が多数で抽選になることもありますが、なるべく沢山の保護者の方にご参加いただけるよう努力しております。

内谷中の親子進路説明会(10月ごろ)<本人、保護者>
内谷中主催。受験へ向けての説明会が開かれます。

オープンスクール、学校説明会、入試説明会、(入試)個別説明会 <趣旨に合わせて保護者や本人など>
高校が主催します。予約制の場合も多いのでそれぞれホームページで確認したり学校に問い合わせをしてください。

彩の国進学フェア <保護者、本人>
毎年7月の第3土・日ごろ、さいたまスーパーアリーナで開催。埼玉県内のほとんどの公立私立高校、県外の100校以上の私立高校がブース出展。各校の資料をもらえる。職員がいるブースでは話を聞くこともできます。

※ 2022年は開催時期、場所も変わり、事前予約制となっています。 詳しくは彩の国進学フェアのホームページをご確認ください。

1カ所で色々な高校の資料が手に入るのはとても効率が良い。初めての受験を迎えるご家庭は行ってみて損はないと思います。

出展している高校が沢山あるのでフェアを回るのは大変です。2年生の時から足を運ぶのもいいかもしれません。

資料がたくさんになるので大きめのバッグを持っていくのがいいですよ。


文化祭に行ってみる
文化祭ならお子様本人も気軽に行けます。1年、2年の時でも遊び感覚で行きやすいですね。

ホームページで学校を知る
ほとんどの高校がホームページを開設しています。日ごろから情報収集をされると良いでしょう。


北辰テストを受けてみよう

※北辰テストの説明は受験用語集をご覧ください。

北辰テストの「申込受付開始」のお知らせがLINEやメルマガで届きます。北辰HPより登録可。


内申が大事、内申が大事、ってよく聞くけれどどういうこと?
実はよく知らなかった入試の内容

入試は学力検査と調査書(内申点)の合計得点で結果が出ます。

学力検査とは

公立は5教科 各100点満点。私立は3教科のところが多い。

分からないところをそのままにしない、苦手を克服など、日ごろの積み重ね勉強が大切です!

調査書とは

❶評価評定:

1~3年の各学年の9教科5段階評価の合計点(各学年45点満点)→公開

 

 

特別活動:

委員会活動、部活動などを得点化→非公開

(項目は公表されますが、得点は開示されません)

 

❸ その他:

資格・検定などを得点化→非公開

(項目は公表されますが、得点は開示されません)

 

❶ ❷ ❸ の合計点に各高校で定める調査書比率を乗じます。

(調査書比率は学校により異なります)

 

 

<例えば>

1年時:30 

2年時:30

3年時:35

の評価点の生徒の場合

 

【 A高校 

調査書割合=

1:1:3(1年:2年:3年)=評定評価点

第一次選抜:評定評価点×1.04

 

(30×1)+(30×1)+(35×3)165

165×1.04=172この数字が加算される得点

 

【 B高校 】

調査書割合=

1:2:3(1年:2年:3年)=評定評価点

第一次選抜:評定評価点×1

 

(30×1)+(30×2)+(35×3)195

195×1195この数字が加算される得点

 

このように、同じ調査書の点数でも学校によって加算される得点が変わってきます。

*調査書割合比率は県の教育委員会ホームページにて公表


うちの子は引っ込み思案だから委員会や生徒会活動なんてとても出来ないし、と悩まないでください。提出物の期限を守る、ノートをきちんとまとめるなど日ごろの授業態度も大きく関わってきます。またボランティア活動などに参加するのも良いと思いますよ。

受験なんてまだまだなんて思っているとあっという間に3年生になってしまいます!1年、2年の成績も受験に重要になってくるから、のんびりしすぎは要注意ですね。


面接と実技検査

面接:実施する高校としない学校があります。

実技:芸術系や体育系などのコースでは実技審査が行われます。

希望する学校の受験項目に何があるのか調べてみましょう。学校で面接の練習をしてくれます。


子供は子供なりに自分の進路を考えてたりします。まずは子供の気持ちを聞いてみてください。受験するのは子供本人ですから。

受験シーズンになると、親子ともストレスが溜まって、ぶつかってしまうこともありました。私がもう少し余裕を持てたらよかったと思います。


中学3年生は自分の進路を自分で決める大切な時期。母親に任せてしまうことも多かったですが、子供と進路や将来の話をする時間を持つように心がけました。

高校に進学してから思うのは、受験は一つの通過点でありゴールではなかったと。受験シーズンはなんだかんだと大変でしたが、今は充実した高校生活を送っているようなので、これからも子供の進む道を応援したいと思います。


就学支援(補助金など)について

■県内公立高校生への就学支援についてはこちらから

■県内私立高校生への就学支援・補助金についてはこちらから  


検定取得について

英検、漢検、数検は受験までに3級取得が望ましいと言われています。英検2次試験を1発合格するのはなかなか難しいそうです。北辰テストや学校のテスト、合格の難易度などを考え計画的に検定受験をしましょう。

検定の日程など詳細はそれぞれのHPでご確認ください。英検HP数検HP漢検HP 


受験までの一年<一例>

県内の中学校の標準的なスケジュールです。

内谷中3年生の受験までのスケジュール<一例>

これは一例です。年度により行事やスケジュールが変わることがありますが、「家庭での準備や取り組み」「アドバイス」はいつ読んでも参考になります。